【ボンネビル逃避行】紅葉巡り 戦場ヶ原〜中禅寺湖〜奥鬼怒林道山王線

今回は久々にお休みを取ってツーリング。
前日にブレーキのメンテナンスもして準備万端。
恐らく今年最後のツーリングかもしれない。

天気予報では20度まで上がるというが、念のため厚着をしていって大正解だった。

大まかなコースとしては関越の沼田インターで降りていろは坂ではない方から中禅寺湖を目指し、途中から奥鬼怒林道山王線で北上。
南会津方面へと抜けて那須インターから帰宅という感じだ。

相変わらず都心付近で渋滞に捕まってしまい、思ったより帰りが遅れてしまった。という一日だった。
ただ紅葉は十分楽しむことができた。

まずスタート地点の沼田に着いたのが朝8時過ぎ。寒い。寒すぎる。

レザージャケットの下にダウンジャケットを着ていたけれど、それでも寒い。
取り分け指先の冷えが深刻で、グリップヒーターをつけるか考えてしまう。

この時点で既に帰って温かいお風呂に入りたい欲求が湧き始めていた。
とはいえ今日は20度まで上がるはずだし、ひとまずコンビニで温かいものを飲んで自分を落ち着かせる。

ガソリンを入れてさらに国道120号線山へと向かっていく。
この道をずっと行けば目的地の中禅寺湖だ。

しばらく走るとだんだん木々の葉が色づいてきた。
道端にスペースがあったのでしばし撮影。
沼田から一時間ほど来たが、全く暖かくなっていない。
車で紅葉を撮りに来ている人もた。

ここにきて「望遠も持ってくればよかった」と初めて気が付くのだった。
GRは手軽に撮影できるけど、ズームが出来ない。
後でトリミングしなければなるまい。
いっつも同じような構図になってしまって、面白みがない。。。

さらに北上すると道の駅のような所があった。
すいとんが売っていたので躊躇なくいただく。

きのこや大根など具沢山だった。ここでのエネルギー補給が、今回のツーリングのファインプレーだった。
こんなに美味しく、そしてありがたく思えたすいとんはこれが初めてだろう。

空を見上げると快晴。とてもいい天気でこれから気温も上がりそう。

でもちょっと待て。山の彩りが寂しくないか？
求めていた山いっぱいの紅葉という風景は、もう無いのだろうか。。

不安をいだきながら引き続き中禅寺湖を目指す。

さ、中禅寺湖へ降りてきた。
なかなか湖畔に止められそうな場所が見当たらなかったので、神社で一服。

きれいなところだ。
山の上の方は光世湯の見ごろは過ぎていたけれど、この辺りまで降りてくればイイ感じ。
目的の奥鬼怒林道はもう通り過ぎてしまったので、ここでUターンして林道を目指す。

いろは坂を下って帰るのも良いのだけれど、渋滞してそうだしたまには林道を走りたかったので今回のコース取りになった。

 途中分かりにくいかもしれないけれど、戦場ヶ原の通りを北にまがる路地がある。
そこをしばらく行くと橋があって、林道の入り口はその先。

いちおう封鎖できるようにゲートが設けられているので、林道の始まりはわかりやすいかと思う。
この写真はその橋の手前で撮ったもの。ここからずっとまっすぐだ。

やっぱり林道というだけあって狭い一車線だけ。
しばしば車とすれ違いながら進んでいく。

山の上の方はすっかり冬へと景色が移っている。

遠くに紅葉がきれいな山があったけれど、望遠がなかったからうまくとることができなかった。
やっぱりこういうときも望遠は持ってくるべきなんだろう。

それから一つ注意。林道なので舗装も今一つだし、この時期落ち葉が非常に多い。

路肩で話した車のドライバーさんによると、下の方で葉っぱで滑って転んでしまったライダーがいたらしい。僕も気を付けよう。

途中後ろから車が来たことが何度かあったが、どれも先に行ってもらった。
いろいろと気を遣う道だけれど、ちょっとワクワクする。

林道の先は川俣温泉というところにつながっていた。
山奥の温泉地だ。
湯柱が見られるらしく、カメラを持った人が数名待ち構えていた。

そこからずっと東へまっすぐ道なりに走る。
集落らしいものもあまりないが、ぽつぽつと道端に食堂があった。
入ろうと思ったけど、車でいっぱいだったり店が開いていなかったりしてお昼はお預けだった。

ようやくお昼ご飯にありつけたのは西湯川の道の駅だった。
山菜うどんとシカ肉のコロッケ。
鹿肉は初めてだったけれど、コロッケになっていたせいかあまり癖を感じなかった。

さぁ、これから那須までもうひとっ走りして帰る。
早めに帰るつもりだったけれど、首都高で渋滞にはまって夜になってしまった。どうやら金曜の夜は混む傾向にあるらしい。
もう少し高速や下道に詳しくなれば早く帰れたかもしれない。


最後に今回のコースはざっとこんなところ。途中ガソリンスタンドも定期的に見つけられたし、走りやすいところだと思う。