【ボンネビル逃避行】贅沢な金曜日 #001

今夜は柄にもなく、仕事の後にボンネビルを走らせた。
コースはいつもの通り。でも週末に走るのとはちょっと違う雰囲気を楽しめた。
21時から約１時間、ハンドル（先日純正に戻した）の具合やブレーキングの感触、ライディングポジションなど、少しずつ気を配っていく。
そういえば最近、あまりバイクと対話をしていなかった気がする。
目的地へ着くことだけを考え、肝心の乗っている時間を楽しめていなかったんじゃないか。
そんなことを考えさせられた散歩だった。






ボンネビルを購入して二年が過ぎたけれど、少し印象が変わってきた。
とりわけにポジション関係だろうか。
ドラッグバーが合っていると思っていたが、最近は少し遠く感じるし、むしろそれがハンドリングの妨げにさえなっている気がし始めた。
これは勝手な予想だけれど、今までは腕で曲がっていたのかもしれない。
ドラッグバーは幅が広いし、手での操作がたやすい。
しかしこのところは体重移動を意識し、前のめりにならないように、なるべくリアの接地を感じるように心がけている。
一般に言う”ライテク”としてはどうなのかわからないが、ボンネビルとの対話をし始めた結果だとおもう。

今まではオーナとしてカスタムこそすれ、ライダーとしてはボンネビルに向き合っていなかったのかもしれない。
これをきっかけに「私はどうしたらボンネビルで気持よく走れるのか」を考えながら付き合っていこうと思う。
また、週末はどこかへ出かけようと思う。